多種多様な決済サービスを、一括契約、一括管理システムで利用
決済代行サービスとは、クレジットカード決済やコンビニ決済などの決済サービス提供事業者と店舗(企業)との間に入り、様々な決済サービスを一括の契約で導入できるサービスです。
各決済サービスを個別で契約した場合、サービスによって手数料率や入金サイクルが異なったり、契約までの手続き、導入後の事後処理や売上金の管理が煩雑になり、大変な手間がかかってしまいます。
また、各種サービスによって審査基準が違う為、導入できないサービスが出る場合があります。このようなご不便、お悩みを解決することが決済代行サービスの役割です。
決済代行とは
決済代行とは、各種決済サービスの提供会社と事業者の間に立ち、申込や審査手続きの代行、売上入金管理の一元化、セキュリティ対策など、導入や決済額の管理を行うことを決済代行といいます。
基本的にクレジットカード決済やコンビニ決済を導入したい場合、自身で各サービス会社に申込申請をして導入することは可能です。しかしながら、クレジットカードブランドだけでも代表的な5ブランド、各コンビニの決済サービスや銀行振込サービスなども入れようとすると、1社ずつ導入手続きをするには大きな手間と労力がかかることになります。
決済代行会社を利用することで申込手続きの手間、導入後の決済管理、セキュリティ対策が不要となり、スピーディーに決済サービスを導入することが可能です。
決済代行の仕組み
- 国際カードブランド
- 「Visa」「Mastercard」「アメリカン・エキスプレス」「Diners Club International」「銀聯」「ディスカバー」の7ブランドが該当します。
国際的に使用できると認められた決済ネットワークの決済ネットワークです。 - アクワイアラ(加盟店契約会社)
- 加盟店の開拓・審査・管理を行う、国際カードブランドと加盟店を取り次ぐ会社です。
- イシュア(カード発行会社)
- エンドユーザーとカードブランドを取り次ぎ、クレジットカードを発行する機関です。
- プロセッサ(決済代行会社)
- アナザーレーンが該当する機関です。
加盟店審査・契約手続き・売上の入金管理など、アクワイアラ・イシュア・加盟店・消費者の間に介入し、決済に関わる一連の手続きや運用を代行します。
決済代行の3つのメリット
決済サービスを導入するには二通りの方法があります。
ご自身で直接各決済サービス会社に申し込みをする方法と、決済代行会社を利用する方法です。共通することはどちらの導入方法でも審査を通過して初めて決済加盟店になることです。
決済代行会社を利用するにあたりメリットは何か、詳しく説明します。
1導入手続きや運用が効率化できる
決済サービスを導入するには、申込み、審査、セキュリティ対策が発生します。1社だけでも手間のかかる行程を導入したい決済サービスごとに行う必要ある為、手間と時間が掛かってしまいます。
決済代行サービスを利用すれば契約を決済代行会社に一括化できるため、導入手続きもセキュリティ対策も、導入後の決済金額の管理も簡単にスピーディーに行うことができます。
2一度の手続きで多様な決済手段を利用することができる
決済代行会社を利用すると、その代行会社が扱っている決済サービスを利用することができます。クレジットカード決済だけではなく、コンビニ決済や銀行振込みサービスなどの豊富な決済サービスを利用することが可能です。
個別契約の場合は、それぞれのサービス提供会社と契約する必要があるため、審査申込み、セキュリティ対策などにとても手間と時間が掛かります。決済代行会社を利用することで、その分の手間や工数の削減を行うことができます。
3売上管理も余計な手間を掛けずに一元化
キャッシュレス決済は、各決済サービス会社ごとに入金サイクルや手数料率が異なるため、売上金の管理が煩雑になりがちです。決済代行サービスを利用することでキャッシュレス決済での売上げ金の一括管理が可能となり、業務効率化に繋がります。
決済代行会社を選ぶポイント
各決済代行会社に共通することは、決済代行会社を通して決済サービスを導入することです。一見、最終的に決済サービスが導入できるのであれば、どの決済代行会社でも同じように見えますが、それぞれ契約条件は異なりますので、自社に合った条件で導入できる決済代行会社に依頼することをお奨めします。
1導入実績の数
決済代行会社のシステム上、お金の行き来が必ず発生しますので、信頼できる会社かどうかを見極めるためにも、導入実績は必ず調べておいた方が良いです。特に自社と同業種の導入実績があれば、その後の運用も安心できます。
当社は2002年設立から、40,000件を超える導入実績を持っておりますので、安心してご相談ください。
>導入事例はこちら
2初期費用・月額費用・決済手数料
決済代行会社経由でキャッシュレス決済を行うと、決済代行会社に支払う決済手数料が発生します。決済手数料は毎決済時に発生するので当然ですが料率が低い方が加盟店にはメリットが大きくなります。また、初期費用や月額費用など、その他認証料などが発生するケースがあるので、決済代行会社を選ぶひとつのポイントとなります。
>決済代行の導入費用・手数料についてはこちら
3セキュリティ対策
決済代行会社は、エンドユーザーのクレジットカード情報や個人情報などを取り扱うためリスクが高く、セキュリティ対策は非常に重要です。情報漏洩が発生してしまうと、エンドユーザーの信用問題に繋がりかねません。セキュリティ対策を適切に行っているかは、プライバシーマークの取得など第三者機関の規格に準拠しているかどうかで、ある程度判断することができます。
アナザーレーンのキャッシュレス決済
ナザーレーンは、クレジット決済代行会社として約20年、40,000件以上(2022年2月現在)の多種多様なお客様にクレジット決済サービスをお届けし続けています。これまでの経験で培った独自のノウハウにより実現するスピード対応と、強力且つ柔軟なサポート体制について、お客様から最も評価をいただいております。
他社決済代行・サービスとの比較
一般的な決済代行会社 | スマホ決済 | アナザーレーン | |
導入スピード | × 30日~60日 |
◎ 3日~ |
◎ 最短2日 |
初期費用 | △ 端末代として掛かる会社あり |
◎ 0円で導入 |
◎ 0円で導入できるプランあり |
手数料 | ○ 3%台~ |
◎ 3.24% |
○ 3%台~ |
使いやすさ | ◎ 使いやすい端末 |
△ カード読取り率が低い |
◎ 使いやすい端末 |
拡張性 | ◎ POS連動など一部可 |
△ POS連動などは対象外 |
△ POS連動は対象外 |
ショッピングカート | ◎ 連携している |
× 通常連携できない |
○ 連携している(一部カート未連携) |
サポート | ○ コールセンター対応 |
△ コールセンター対応 |
◎ 1店舗あたり2名体制でサポート |
導入の柔軟性 | △ 長期のみや、円のみ |
○ 円のみ、デバイス少 |
◎ 短期利用、外貨対応など |
実績年数 | ○ 5年以下多数 |
△ 3年以下多数 |
◎ 20年目 |
メリット | 料金・使い易さの バランスが良く大手多数 |
とにかく安くしたい場合に便利 | バランスが取れており、 実績多数で信頼厚い |
デメリット | 導入時間と保証、 サポート体制に不安あり |
スマホでの決済のやり辛さや レシートなどの問題 |
クレジットカードに特化 しており中規模 |
アナザーレーンが選ばれる理由
120年と40,000社以上の導入実績
2002年の設立以来、様々な業種の加盟店様に対し40,000件以上のクレジットカード決済の導入をサポートしてきました。一度審査に落ちてしまった方や開業して間もない方店舗にも、多数の導入実績がございます。これまでの実績とノウハウを活かし、ニーズに合わせた決済サービスを提案します。
2最短2営業日のスピード導入が可能
アナザーレーンは、設立から蓄積してきた審査データを基に構築された独自システムで、どこよりもスピーディーな審査を実現します。お店のオープンやイベントに間に合わせたい、来店されるお客様の声に早く応えたい、という要望がある方は是非ご相談ください。
3ニーズに合わせた柔軟なプラン
「店舗メインだけどWeb決済にも対応したい」「初期コストを抑えてサービスを利用したい」「1日だけクレジットカード決済端末を利用したい」など、業種業態や加盟店の要望に合わせて柔軟なプランをご用意しています。
店舗・EC・通販サイトでの決済に広いサービスをご用意
店舗で利用する「据置型CAT端末」や、イベント時や宅配・デリバリーなどでも利用できる「ポータブルCAT端末」など、様々な決済方法をご提供いたします。
さらに、決済端末に「継続課金」や「Split機能」などを別途オプションとしてお付けすることも可能です。
クレジットカード決済
クレジットカードは、日本国内だけでも約3億枚発行されており、最も多くの人が利用しているキャッシュレス決済です。
エンドユーザーは、手持ちの現金がなくても与信枠内であればサービスや商品を購入することができます。
ポイントの付与や分割決済が利用できるため、エンドユーザーにとってもメリットが大きく、販売機会の促進や購入単価の上昇が期待できます。
参照元:クレジットカード発行枚数調査結果の公表について
コンビニ決済
コンビニ決済は、全国57,000店舗以上のコンビニエンスストアで利用できる決済方法で、オンライン上で購入した商品やサービスの支払いを現金で行う可能です。コンビニ決済はクレジットカード決済に次いで需要が高く、導入することでクレジットカードを持たない層をカバーすることができます。また、24時間いつでも決済ができるなどエンドユーザーにとってもメリットの大きい決済方法です。
参照元:都道府県別コンビニ店舗数
銀行振込管理サービス
銀行振込管理サービスは、ECサイトなどオンライン上の買い物で銀行振込を選択したエンドユーザーに対し、口座情報を通知することで支払い状況を管理できるサービスです。「誰がいくら振り込んだか」という情報が管理画面にすぐに反映され、同時にエンドユーザーへ入金完了メールが送信されます。煩雑になりがちな銀行振込の管理も、管理画面で一元管理することができます。
導入サポート体制
アナザーレーンでは、審査申し込みや審査通過後の利用手続きなど導入までを徹底サポートします。また、導入後の加盟店様のサポートにも注力しています。
お問い合わせから導入までのサポート
クレジットカード決済を初めとしたキャッシュレス決済の導入には、審査が必要なことがほとんどです。直接契約の場合は利用したい決済サービスごとに審査を申し込む必要がありますが、アナザーレーンを介することで一度の契約で複数サービスの利用申し込みを行うことが可能です。審査や申し込みに関わる作業を効率化し、円滑な導入を実現します。
導入後のサポート
アナザーレーンでは導入後のサポートにも注力しており、24時間365日体制で加盟店からのお問い合わせに対応しています。決済ができない、金額を誤って決済してしまったなど急なトラブルが起きた際でも、加盟店専用ダイヤルを用意し、加盟店が安心してサービス利用ができるよう社内のサポート体制を整えています。
決済代行に関してよくあるご質問
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決済代行を利用する場合の決済手数料はどのくらいですか?決済手数料は業種や決済ボリュームによって異なります。手数料を知る方法として一度審査をしてみることをおすすめします。審査は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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決済代行を利用するメリットは何ですか?一度の契約で複数の決済サービスを導入できる点が、決済代行を利用する最大のメリットと言えます。その他、売上金の管理のしやすすやセキュリティ面に関しても大きなメリットを得られます。
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アクワイアラと決済代行会社の違いは何ですか?アクワイアラは加盟店と直接契約を結びますが、決済代行会社はその間に入り加盟店と包括契約を結びます。加盟店を増やすことが主な役割であるアクワイアラに対し、決済代行会社は決済システムの提供や管理、与信審査や決済取引の処理、入金業務などを代行して行います。